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「Webサイトのつくり方・運営のしかた」には実現したいことが惜しげもなく詰まっていた
「Webに関わる仕事」をしたい。
それが理由で新卒で入った会社を辞め、紆余曲折を経て現在また「Webに関わる仕事」に戻ってはきました。
しかしいまのわたしがやっていることは残念ながら大きな会社の「Webに関わる仕事」のほんの一部分に過ぎません。
ではホントのわたしは何をしたいのと問われたならば、
「身近な企業のためにWebサイトをつくり、売上をあげる手助けをしたい」んですね。
わたしがやりたいことを既に颯爽と実現されている坂井和広さんですが、こんなに手の内見せてしまって大丈夫ですか?
「Webサイトのつくり方・運営のしかた」の構成
チャプターは4つに分かれていますが、内容は大きく2つ。
- ウェブサイト作成
- ウェブマーケティング、ウェブサイト解析
特に「ウェブサイトの作り方」と「ウェブマーケティング」については興味深い記載が多かったです。
売れるウェブサイトの作り方
個人ブログ向けならアクセスアップの方法論についてはふわっとしていても許されがちですが、ビジネスとしてやっていく場合にはそうもいきません。
意識はいかに地域の競合企業に勝つか、コンバージョンを獲得するか。
ひとつ例をあげるとメールフォームの改善について。
問い合わせを受けたいとなると電話番号入力は必須にしたいところですが、あえて任意にすることが問い合わせのハードルを下げることになるとは。
確かに自分が入力する側だと、あまりに何でもかんでも入力させられるとうんざりしてしまいますよね。
実際ユーザーの反応から学ばないとわからない部分で、新たな気づきでした。
リスティング広告、ディスプレイ広告の運用
ウェブマーケティングのセクションでは大部分SEO対策について説明されています。
SEO対策については巷にいろんな知識が出回っていますが、出回りすぎているために結局何をどこまですればよいのかよくわからなくなっています。
基本的に本に書いてあることはどれもやるべきことなんだと再認識できます。
この本ではじめて得られた知識としては、個人ブログではまずやることもないGoogle AdWordsやYahoo!プロモーション広告等のリスティング広告、ディスプレイ広告について。
企業が広告費をかけておこなう部分なので、正しい知識をつけておかなくてなりません。
バナー広告についてはこれまであまり要素の多いものを作ったことがなかったので、どんな広告文をいれどのように運用していくのがよいのか手法を知れただけでも大きな収穫でした。
あとがき
サイトに取り入れるべき素材や手法の解説が終始とても具体的でわかりやすかったです。
もしどこかの企業のサイト作成を請け負ったとしたら、本当に書いてあるとおりに一つ一つ丁寧に取り組んだら立派にWebコンサルティングできてしまいそうです。実際は難しいんでしょうけどね。
ソーテック社および坂井和広さん、献本ありがとうございました!
筆者プロフィール
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会社員、副業でライター。得意ジャンルはグルメ、節約、旅、プロ野球、手帳・ノート。
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