デジタルマーケティングの教本

食品や日用品でも、もはや少額の買い物をするときでも口コミや周りの使っている人の評判などを参考に購入しているケースがほとんではないでしょうか。

マーケティングは、WEBサイトの運営、ライティングをおこなっていく上で必須の知識。

これまでWEBに関わる仕事をする過程で、広告やメールマガジンによるONE to ONEマーケティングの機会に恵まれました。

この1年で学んだことを復習する意味で手に取ったのが「いちばんやさしいデジタルマーケティングの教本」。

今回もインプレス社より提供いただきました。

マーケティングの重要性

クレジットカードやポイントカードが普及して、利用者はポイントが貯まってそれを次の購入に代金の一部として利用できる代わりに企業はビックデータとしてポイント利用者の購買行動を分析してマーケティング活動に利用し「どこで何を売ったら利益があがるのか」を追求しています。

本書はまずマーケティングについての目的や課題をあげて、マーケティングの基本的なことから講座を開始します。

「マーケティングの考え方が大事っていうけどそもそもマーケティングって何?」という初心者でも、有名なビールと紙おむつの例などをあげて構えることなく学んでいくことができます。

消費者が買わない理由から課題解決を考える

マーケティングの現場では、「いかに買ってもらうか」を考えることばかりをやってきましたが、本書の「 消費者が買わない理由をなくしていく」というアプローチは新鮮な切り口でした。

買わない理由

【買ってもらえない理由】

  • 「商品を知らないから」⇒ 商品を知ってもらえるようにするには?
  • 「商品に魅力を感じないから」⇒ 商品の魅力が伝わるように伝えるには?
  • 「評判が悪い、商品のことがよくわからない」⇒ 商品の評判がよくなるためにはどうしたらよいか?

買ってもらえない理由を解決しようと掘り下げていくと、マーケティングはPR(public relations)の活動ともリンクしてきます。

PRとはパブリック・リレーションズの略で、企業や団体が社会と良い関係を構築するための活動をいう。

引用元:PRとは – コトバンク

オウンドメディアの概念がわかりやすい

オウンドメディアは企業が自ら運営するサイトのことをいいます。

会社案内やサービスの紹介だけではなく、自社の商品やサービスをより知ってもらいファンになってもらえるような企業のサービスに関連する情報を親しみやすい記事をコンテンツとして載せるといったことをどの企業でもおこなうようになってきました。

オウンドメディアという言葉は、どうも言葉だけが独り歩きしている感があってとっつきにくかったのですが、オウンドメディアについてもどういう意味なのかすっきりと説明してくれています。

オウンドメディアについては概念さえわかればあとはWEBサイトをどうやって運用していくのが良いのかテクニック的な話が中心です。

広告について大事なことを再確認

広告はただなんとなく耳障りの良いコピーや有名なタレントにマスメディアで何かを言わせるだけではもはや何も響きません。

情報はそこかしこにあふれているので、広告が何か買わせようという圧力を感じさせたぶんだけ消費者は逃げていきます。

  • いかに自分のことと思ってもらえるか
  • 誰にでも伝わる表現より、あるひとりに伝えるように書く方が効果がある

そのためにメルマガの文面を考えるときには、ターゲットはどの世代・層なのかを念頭に置いて出稿する内容を考えていました。

実践でやっていたことはメッセージを受け取る人に思いを届けたいときにはやっぱり大事なことなんだと再確認できました。これぞ復習ですね。

SNSの活用方法

デジタルマーケティングを考える時に避けては通れないのがSNSの活用。

  • Twitterは短文だけど拡散力がある
  • Facebookは登録しているユーザーの年齢や性別、居住地がはっきりしているのでターゲット広告を出稿しやすい
  • Instagramは女性向けで写真や動画のビジュアルを訴求するのに効果的
  • LINEは1対1の形でメッセージを送ることができるので自分ごととして相手に受け取ってもらいやすい
  • You tubeは動画としてテキストや写真以上の情報を視聴者に届けることができる

など、プラットフォームの特性を生かしてどう運用していくのがよいか、炎上リスクマネジメントにまで触れて紹介されています。

あとがき

これだけスマートフォンが普及した今、デジタルマーケティングは避けて通れない概念です。

身近な例や図解が多く「いちばんやさしい」にふさわしい入門書になっています。

内容は現場にいる中で感覚的に知っていたことも多かったですが、改めてわかりやすい解説を読むことで理解を深められました。

仕事でマーケティングに関わることになったけどどうしよう!と未知なることの怖さに怯えている方には是非目を通していただきたいですね。